水溶液の濃度計算(質量パーセント濃度の計算)が自動的に行えるページです。計算結果を、文章とグラフの両方で出力します。
水溶液の「濃度」と「作り方(溶液調製)」のどちらも計算できます。4種類の計算ツール(①~④)から適したものを選べば、単純な計算から、比較的複雑な計算まで対応可能です。
下のフローチャートから、用途に応じたツールをお選びください。青い四角の内側をクリック/タップすると、各計算ツールの場所まで移動できます。
計算ツール選択フローチャート
概要・注意点
- 必要な数値を入力して計算ボタンを押すと、計算結果を文章で出力します。さらに、溶質と水の質量や割合をグラフ化して表示します。
- ページ読み込み時は、①~④の各ツールにて、筆者が設定した初期値が入力されています。計算ボタンを押すだけで、各ツールの動作をお試しいただけます。
- 本ページで計算する濃度は、質量パーセント濃度(w/w%、wt%)です。(小中学校でも習う一般的な濃度の表し方であり、重量パーセント濃度とも呼ばれます。)
体積パーセント濃度(v/v%、vol%)や質量体積パーセント濃度(w/v%、wt/vol%)の計算はできません。ご注意ください。
w/v%濃度の計算ツールはこちらのページで公開しています。 - 溶かす物質(例えば、食塩、砂糖、重曹、クエン酸など)のことを「溶質」と言います。
- 水の量も、体積ではなく、質量で入力する仕様にしています。水は1 Lで1000 g、1 mLで1 gです。1 ccは1 mLです。
この溶液の濃度は何%?(溶質と水の量から濃度を計算)
溶質を水に溶かした場合の濃度計算を行うツール①です。計算結果を、文章と円グラフで出力します。
使い方
計算ツール①
溶液の濃度を計算します。
溶液に「濃度の違う溶液or水or溶質」を混ぜると濃度は何%になる?
濃度の異なる2種類の溶液を混合したり、溶液を水で希釈したり、溶液に溶質を追加したりした場合の濃度計算を行うツール②です。計算結果を、文章と棒グラフで出力します。
使い方
混合する一方を溶液A、もう一方をB、混ぜてできる溶液を溶液Cとします。Bが水や溶質である場合にも対応可能です。
溶液Aを水で希釈する場合、溶液Bの濃度を0%に設定します(B=水)。「B→水」ボタンを押しても、Bの濃度が0%になります。
溶液Aに溶質を追加して溶かす場合、溶液Bの濃度を100%に設定します(B=追加する溶質)。「B→溶質」ボタンを押しても、Bの濃度が100%になります。
溶液Aの方の濃度は0%より大きく、100%未満で入力してください。質量は、0より大きく、10000以下の値を入力してください。小数も入力できます。
計算ツール②
溶液AとBを混ぜてできる、溶液Cの濃度を計算します。
濃度x%の溶液、yグラムを調製するには?(必要な水と溶質の量を計算)
溶液を調製するために必要な水と溶質の量を計算するツール③です。結果を文章と円グラフで出力します。必要な水の量は、水の密度を1 g/cm3として、体積でも表示します。
使い方
調製したい溶液の「濃度」と「質量」を入力して、計算ボタンを押してください。
溶液Aの方の濃度は0%より大きく、100%未満で入力してください。質量は、0より大きく、10000以下の値を入力してください。小数も入力できます。
計算ツール③
溶液の作り方を計算します。
溶液と「濃度の違う溶液or水or溶質」を混ぜて◯%溶液を調製するには?(混合すべき重量比を計算)
濃度の異なる溶液を混合したり、水で希釈したり、溶質を追加したりして、溶液を原料に異なる濃度の溶液を作るための計算ツール④です。計算結果を、文章と棒グラフで出力します。
使い方
「原料となる溶液Aの量が決まっている」ケースと、「作りたい溶液Cの量が決まっている」ケースの、両方に対応しています。それぞれ、BとC、AとBの質量を算出します。
どちらのケースに該当するか、ツール中のボタン選択を切り替えると、入力欄の表示も切り替わります。
混合する一方を溶液A、もう一方をB、混ぜてできる溶液を溶液Cとします。Bが水や溶質である場合にも対応可能です。
溶液Aを水で希釈する場合、溶液Bの濃度を0%に設定します(B=水)。「B→水」ボタンを押しても、Bの濃度が0%になります。
溶液Aに溶質を追加して溶かす場合、溶液Bの濃度を100%に設定します(B=追加する溶質)。「B→溶質」ボタンを押しても、Bの濃度が100%になります。
溶液AとCの濃度は0%より大きく、100%未満で入力してください。質量は、0より大きく、10000以下の値を入力してください。小数も入力できます。
「原料となる溶液Aの量が決まっている」ケースではBとCの質量を、「作りたい溶液Cの量が決まっている」ケースではAとBの質量を求めます。
計算ツール④
溶液AとBを混ぜて溶液Cを作る場合の、混合量や、できる溶液の量などを求めます(原料の溶液A+B → 作りたい溶液C)。原料となるAの量が決まっているケースと、作りたいCの量が決まっているケースに対応しています。
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