料理上達のための科学・食の雑学を紹介

カガクなキッチン

レビュー・紹介

京セラのセラミックミルをレビュー【胡椒・岩塩・ゴマ】

2019年6月3日

京セラセラミックミルCM-10N

京セラの「セラミックミル」(CM-10N)を紹介。コショウ用・岩塩用・ゴマ用の3種類を買って、実際に使ってみました。

プロ向けのミルに比べてずいぶんお手頃なこのミル。外観でも性能でも、ミル界で随一のコスパだと思います。

手軽でスタイリッシュな京セラ・セラミックミル

「ミルでコショウや岩塩をガリガリ削る」

料理上手な人やおしゃれな人が使っているイメージがある「ミル」。でも、みんなが使っている理由は「かっこよさ」だけじゃありません。何のためにミルを使うのでしょうか?

その一番のメリットは料理の美味しさにつながること。スパイスの「挽きたての香り」は、料理の出来を一段アップさせてくれる魔法のようです。

また、削り具合が調節できるミルなら、使いたい粗さに挽くことができます。荒く挽いてパンチのある料理にしたり、細かく挽いて全体にまんべんなく振りかけたり。慣れると手放せなくなります。

そして忘れてはいけないのは、ミルを使うと――

料理が楽しくなる!

 

料理をする全ての人に使ってほしいミルですが、「どのご家庭にもある」ような物でもないですよね。ちょっと「本格的すぎる」イメージがありませんか?なかなか手軽には買えないし、使えないような……

もしくは、スーパーに売っているミル付きのスパイスを使っている人も多いでしょう。私も以前は、中身入りで売られていたギャバンのミルを、何年も使っていました。でも、しっかりしたミルとは全然違うんですよね。

 

料理を美味しくするために、もっと手軽に「いい」ミルを使ってほしい!そこでオススメしたいのが、京セラのセラミックミルCM-10Nシリーズ。

使ってみた感想を一言で表すと「手軽でスタイリッシュ」です。

ご家庭で使うには十分な性能ですが、手頃で買いやすく、誰にでも使いやすい。
「超本格」感はないけど、シンプルでおしゃれ。ミル初心者に特におすすめです。

 

京セラ・セラミックミルのレビュー【メリット・デメリット】

先に、レビューのポイントをまとめておきます。

京セラ・セラミックミル

  • 見た目・サイズ・素材に関して
    • シンプルで清潔感のあるデザイン
    • 中身が見える透明な本体
    • 使いやすく「それっぽさ」も出る程よい大きさ
  • 使い勝手・性能に関して
    • 軽い力で回せて使いやすい
    • 粗さの調節が可能
    • 分解洗浄できて隅々まで洗える
  • 改善してほしい部分
    • 粗さの調節範囲が分かりにくい

セラミックミルのレビューを詳しく

それでは、実際に買って使ってみたレビューです。

京セラ・セラミックミルを開封!

Amazonで3種類注文し、届きました。段ボールを開けてみます。

京セラセラミックミルのパッケージ

手頃に買える割に、しっかりしたパッケージです。

黒がコショウなどのスパイス用、白が岩塩などの結晶塩用、黄色がごま用となっています。
(後述しますが、黒と白は中の構造は同じ。コショウと塩で使い分けやすいように、色を変えて売られているようです。)

ミルに中身を入れたところ

 

中身を入れたところ。本体が透明なので、減り具合など分かりやすくていいですね。ガラス製は割れやすそうと思った人も心配無用、透明なアクリル樹脂製です。

ミルといえば木製のイメージも強いですが、透明だと清潔感があります。

ギャバンのミルと比較

スーパーにも売っているギャバンのミルと並べてみました。全然大きさが違います。高さは、ギャバン約8.5cmに対し、京セラのミルは約13cm。小さいと回しにくいんですよねー。

程よい大きさがあるので、キッチンに置いていても存在感があり、おしゃれな感じを演出できます。

 

スパイス用・結晶塩用(黒・白)ミルの使用レビュー

京セラのセラミックミル、スパイス用(黒)と結晶塩用(白)を使います。

まずは、スパイス用の黒いミルを使いブラックペッパーを挽いてみます。粗さを調節して3通り挽いてみました。

京セラセラミックミルでコショウを挽いた

左から、細・中・粗となっています。粒の大きさが全く違うのがお分かり頂けるでしょうか。これだけ調節できれば、家庭用として十分ではないでしょうか。

粗さの調節はつまみを回します

粗さの調節は、上のつまみをネジのように回して行います。カチカチと何段階かに設定するのではなく、無段階の調節です。なるべく細かく/粗くしたい時、それぞれどこまで調節できるのか、限界が分かりにくいのがネック。「どこまで回せるんだろう」ってなっちゃいます。まあ、慣れればなんとなく分かってきますが。

お次は結晶塩用の白。岩塩を入れて削ってみます。こちらも3通りに削り分けました。

京セラセラミックミルで岩塩を削った写真でもハッキリ違いが分かるかと思います。粗くすると、削った後でも「岩塩」だと分かる仕上がりに(削る前よりは確実に小さくなっています)。

一方、細かくすると舞うような粉末状の塩が出てきます。いろいろな料理にも使っての感想ですが、この「粉末状の塩」が使い勝手バツグン。肉や魚の全体に、塩をまんべんなく振りたい時ってありますよね。それにピッタリなんです。細かく調節して少し高い所から振ると、広い範囲に「ファー」っとかかってくれます。本当に便利で、岩塩とミルが手放せなくなりました。

 

スパイス用(黒)と結晶塩用(白)の違いは?中の構造は?

黒いスパイス用と、白いスパイス用のミルの違いは色だけ。中身の構造は一緒です。

スパイス用の黒と結晶塩用の白、内部は同じ構造分解したところ。刃の作りを含めて全く同じ構造です。同じミルを、コショウと塩などで使い分けやすいよう、色違いとして売られているみたいですね。どちらの箱の注意書きにも、

  • 岩塩は、不定形で短寸2~4ミリ前後のサイズのものをご使用ください。
  • スパイスは、粒径5.5ミリ以下のサイズのものをご使用ください。
  • 大きすぎるとうまくすれません。

という内容が共通して書かれています。

内部には溝のついたセラミックの刃が二つあり、その隙間で削られる仕組みです。写真のように分解するのも簡単で、隅々まで洗浄できます。見た目に清潔感があるだけでなく、実際に清潔に保てます。きれい好きな人には嬉しい作りです。

 

ごま用ミル(黄色)の使用レビュー

次は、黄色いごま用ミルです。コショウや岩塩に比べ、「ゴマをミルで挽く」というイメージはあまり無いですよね。私も、黒と白を買ったついでとして、ゴマ用も注文しただけでした。ところが、予想外にいい働きをしてくれたんです。今回はごま和えに使ってみます。

茹でて水気を切ったほうれん草を用意しました。皿の端に、少しだけ砂糖と醤油を。

茹でたほうれん草

ここで粒ごまを充填した、ごま用ミルの出番。お好みで粗さを調節し、挽いてかけます。いい香りがします。当たり前ですが、ごまの香りです。

ミルで挽いたごまの良い香りが広がります

ただ、普通じゃないのが香りの強さ。「ごまってこんなに強い香りがするんだ!」という衝撃が走りました。スーパーでチャック付きの袋で売られている「すりごま」とは全く別物に感じられます。

香りが良いので、砂糖と醤油は少量でも

おいしい!

3本のミルの中でも、一番感動したのがごま用ミルでした。

 

京セラ・セラミックミルのレビューまとめ

Amazonで1本600円くらいだった*このミル。
(*筆者購入時.2019年5月22日時点/最新の価格はリンク先で確認を)

お手頃ですが値段以上の価値があると思いました。このミルを使うだけで、昔より料理が上手くなった気がします。実際に味や香りが良くなることで、腕に関係なく料理が美味しくなるからです。しかも使っていて楽しいので、一石二鳥です。

粗さ調節が分かりにくい点は気になりましたが、価格帯を考えると十分すぎるクオリティです。また何か気づきがあれば、情報を追加したいと思います。

単品もあります

 

コショウの使い方のヒントはこちら

コショウの風味を引き出す科学的方法

-レビュー・紹介

Copyright© カガクなキッチン , 2020 All Rights Reserved.